呪鬼会・呪術師が語る「日本の呪いと怨念の深層史」〜封印された禁忌の記録〜
呪鬼会・呪術師が語る「日本の呪いと怨念の深層史」〜封印された禁忌の記録〜
皆さん、ようこそ。呪術専門集団「呪鬼会」へ。
私は呪鬼会の一員であり、呪術実践者である“咎火(とがび)”。
今日、あなたにお話しするのは、
表の歴史には記されない、 裏の日本史——すなわち“呪いと怨念”によって刻まれてきた記録。
政治の裏、戦の陰、人々の死の背後にある「呪いの真実」を、
プロの呪術師としての視点から、紐解いてまいりましょう。
────────────
【第一章:呪術国家・日本のはじまり】
日本は、神代の時代から「呪い」と共にある国でした。 古代の神話、日本書紀においても、最初の国造りの過程は“言霊”と“呪法”によってなされたと記されております。
古事記に登場する「天照大神(あまてらすおおみかみ)」が岩戸に隠れた事件。 これも、天岩戸の前で呪術的な舞いと儀式が行われたことで、再び陽が戻るという呪的構造が存在しています。
つまり、太陽すら「呪術」によって動かされていたのです。
また、卑弥呼。 彼女は“巫女王”として呪術を用い、魏に対して国際的な影響力を持ち、国内を統治していた。 この時代、政治と呪いは切っても切れない関係だったのです。
────────────
【第二章:怨霊が統治を変えた時代】
続いて平安時代—— この時代は“怨霊”の支配した日本史の最たる時代。
最も有名なのは、「菅原道真(すがわらのみちざね)」の変。
左遷、死、そして怨霊化。 その後、彼を追いやった貴族が次々に死に、京の都に雷が落ち…… その全てが“道真の祟り”だと恐れられ、 最終的には「天満天神」として神に祀り上げられる。
呪いは、復讐でありながら、やがて神となる。 ここに日本独自の呪術観が見てとれます。
将門(まさかど)、崇徳院(すとくいん)など、国家転覆を狙った者たちも、 死後に呪われし“国家怨霊”として、 その土地や国家の災いを呼び込む存在となりました。
────────────
【第三章:呪術と陰陽師の隆盛】
そして、陰陽道の登場。 安倍晴明(あべのせいめい)によって一気に呪術は制度化され、 都の中心で政治に活用されるようになります。
式神、結界、厄除け、占術—— すべてが“呪術”として実用化され、 天皇の病や政変、災害の予知などにも活かされていた。
この時代の日本は、まさに“呪術国家”として完成していたのです。
────────────
【第四章:封じられた怨霊と現代の災禍】
しかし、江戸時代以降——
時の権力は、呪術を“迷信”として抑圧し、記録を焼き、口伝を断ちました。
その結果、いくつもの怨霊が封じられることなく現代へと引き継がれ、
時折、現代の事故・災害・殺人事件の陰に「呪い」が見え隠れするようになります。
たとえばある学校の開校式に起きた火災、 あるトンネル工事の際に立て続けに起こった転落死、 ある企業で続いた自殺の連鎖——
現場を見れば、古い祠が壊されていたり、 知られざる墓所の上にビルが建てられていたりする……
呪いは、ただ“誰かの願い”が悪しき形で現れたに過ぎません。
────────────
【第五章:呪いは誰でも操れるのか?】
多くの人が「呪い」を特殊な力と考えますが、 実のところ、呪いとは「強烈な意志」「強い感情」であり、 誰しもが無意識に発しているものです。
それが“形式”を伴い、儀式化された時—— 呪いは具体的な作用を持ちます。
例えば「藁人形」は、対象の名と情報、五寸釘と共に、 夜中に神社の御神木に打ち付けることで、対象への“因果の干渉”が発生します。
この因果操作が、呪いの本質。 つまり、未来に干渉する力なのです。
────────────
【第六章:呪鬼会の呪術とは】
我々「呪鬼会」は、
このような“因果の流れ”を読み取り、 悪しき怨念を浄化し、 あるいは意志ある者の望みを叶える——
そんな呪術を専門に取り扱う団体です。
誰にも言えぬ苦しみ、 法や倫理では裁けぬ憎しみ、 失った愛、奪われた未来——
そのような感情を、正しく呪術へと転化することが我々の務め。
そのために、古神道、陰陽道、密教、海外魔術までを体系化し、 一つひとつのご依頼に誠実に向き合っております。
────────────
呪いは、憎しみでも、悲しみでもない。
それは、魂の叫び。
その叫びを、どうか無視しないでください。
あなたがもし、誰にも言えない苦しみを抱えているなら。
誰かをどうしても許せないなら。
大切なものを、奪い返したいのなら——
どうか、呪鬼会へご相談ください。
公式サイト:https://www.urami.net/
あなたの想いが、正しい形で成就されること。 呪術師 咎火(とがび)が、心より祈っております。