呪術師が語る──日本における「呪い」とは何か

呪術師が語る──日本における「呪い」とは何か
本日は、私たち呪鬼会のプロ呪術師が、古来より日本に根づく「呪い」の実態、そして現代にも潜む禁術の数々について、徹底的に解説いたします。
呪いとは何か? その正体、歴史、種類、そして実際に起きた恐るべき事件とは──。
そして、現代においてもなお密かに行われ続ける呪術の世界を、ここに紐解いてまいります。
第一章:呪いの定義と本質
日本において「呪い(のろい)」とは、単なる迷信や都市伝説ではありません。 本来、呪いとは「言霊」や「意志の力」を通して、他者に影響を及ぼす“実践的な行為”でした。
古代日本においては、呪術師や巫女が、神や霊的存在と交信し、人々の病や不運を祓うだけでなく、逆に敵対者に不幸をもたらす儀式を行っていました。
このように、呪いとは“祈り”と“怨念”の中間に存在する、強力な精神行為であり、実際の社会や政治にも深く関与していたのです。
第二章:日本の呪術史──神話から現代へ
【1】神話と呪詛
古事記や日本書紀には、神々が言葉によって天地を動かし、敵を滅ぼす描写が数多く残されています。 有名なのは、イザナミとイザナギの呪詛の掛け合い──「一日に千人呪い殺す」 vs 「一日に千五百人産む」。
これは象徴的に、人間の生死や運命が、言葉と意志の力によって左右されるという、呪術的世界観を表しています。
【2】国家による呪術の制度化
飛鳥〜奈良時代には、百済や新羅から伝来した「呪禁道(じゅごんどう)」が導入され、朝廷は専門の呪術医を任命。 国家が呪いの力を管理し、敵を退け、天変地異を鎮めるための“技術”として制度化しました。
【3】平安時代と陰陽道の繁栄
陰陽師・安倍晴明に代表される陰陽道は、国家公認の呪術であり、式神、星占、結界、厄払いなどを通して政治に影響を及ぼしていました。
【4】民間呪術の広がり
平安末期以降は、怨霊信仰とともに、民間でも“丑の刻参り”や“藁人形”といった呪法が定着し、人々の「祈りと怨念」が形を持ち始めます。
【5】戦国〜江戸時代の密教呪術
空海・最澄による密教の隆盛、そして修験道や立川流の異端呪術により、「鎮護国家」「延命祈願」「怨敵調伏」といった高度な呪法が誕生。
第三章:呪術の種類と技法
【1】言霊術──言葉で呪う 【2】人形呪術──藁人形、形代、写真などによる代替攻撃 【3】丑の刻参り──午前2時、神社のご神木に五寸釘 【4】護摩祈祷──火を用いた成就・災厄祓い 【5】孤独(こどく)──生き物を使った強制的な怨念凝縮 【6】結界術──場所や人物を守るための結界と封印 【7】式神──霊的存在を使役し、監視や呪殺を行う術
これらの技法は単独で使われることもありますが、複数組み合わせることで“複合呪術”となり、より強力な効果を発揮することもあります。
第四章:実際に起きた呪いの事件
【1】菅原道真の怨霊
無実の罪で左遷された後、政敵の死、天変地異、そして天皇の急死──。 日本三大怨霊として語り継がれる、道真の呪いの真相。
【2】平将門の首塚
晒し首となった首が夜な夜な喋った。 その地を掘り返すたびに事故が相次ぐという、現代にも続く“生きた呪い”。
【3】崇徳天皇の遺恨
流刑の末に鬼と化し、朝廷に数々の災厄をもたらした元天皇──。 写経に込められた呪詛とは何だったのか。
【4】現代の呪詛事件
実は現在も「呪いによる事件」は報告されています。 ネット掲示板での呪詛募集、藁人形の発見、謎の失踪や事故。 科学では説明できない“異常”の数々は、まさに現代の呪術が生きている証なのです。
第五章:呪いが現代にもたらすもの
呪いは、単に人を傷つける手段ではありません。 それは「感情の出口」であり、「心の叫び」であり、「意志の具現」でもあるのです。
誰にも言えない怒り、悔しさ、裏切られた悲しみ……。 そうした強烈な感情が“かたち”になったとき、それは呪術として顕現します。
一方で、呪術は「守り」や「祈り」のためにも使われてきました。 呪鬼会でも、「別れさせ」「縁切り」などに加え、「浄化」「結界」「守護」といった“守るための白魔術”も扱っております。
第六章:決して触れてはならない禁術
この世には、絶対に触れてはならない“禁術”が存在します。 たとえば── ・丑の刻参りに命を代償とする“返し釘” ・他者の魂を拘束する“命縛” ・動物霊を操る“狐使い” ・自らを捧げる“即身成仏型呪詛”
これらは術者の命や魂に多大な負荷をかけ、代償なしには成立しません。
ゆえに、呪鬼会ではこれら禁術の実施は「精鋭呪術師」のみが扱い、適切な儀式と霊的対価をもって安全に遂行しております。
結語:呪術とは、人の心の写し鏡である
呪いとは、人間の“負の感情”がかたちとなったもの。 しかし、それは人を守る力にもなりうる。
呪術とは、恐れるべき技であると同時に、誰かの苦しみを“かたち”にして、癒し、解決へと導くための道具なのです。
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