呪い代行体験談 娘が両親の死を願うとき
呪い代行体験談 娘が両親の死を願うとき
私の体験談をお話ししたいです。ご依頼に不安な方のご参考にあれば幸いです。
私が依頼したターゲットは実の両親です。実の両親を呪うなんて、と思うかもしれませんね。
それでも実の両親を呪うまでの仕打ちがあったとご察しください。
小さいころから両親は私を奴隷、いや、奴隷は人間、モノのように扱い、ことあるごとに私の人格を否定しました。
私はこの世の中で誰にも必要とされていない人間で、幸せになってはいけないのだ、と幼少期からこれらの感情を氷のナイフで心に刻み付けれてきたのでした。
そんな私にも素敵な出会いがあり、恋に落ち、結婚を意識する男性が現れました。
これで家族からの呪縛が解かれ、幸せになれる。そう思いました。
そんな私のささやかな幸せも私の両親は認めてはくれませんでした。
「お前がこの家を出ていけば誰が家事をするのか」両親が言った言葉は祝福からは程遠いものでした。
一生私たちに仕えろ、これが両親の本心だったのです。
私は悲しみに打ちひしがれました。ただ、本当の両親です。両親を助けるのは私しかいない、それも真実だと思いました。
そんな私をさらに絶望に追い詰め、呪術を決意させたのは両親の遺産でした。
私も知らないことでしたが、両親には祖父の遺産が近々入る予定でした。その額は当時の私には想像もできないほどの額でした。
両親は私の大学進学を認めず、高校に入ることも渋り、やっとの説得で公立の高校、学費は自分のアルバイトで、との条件で入学させてもらったほどでした。
我が家は貧乏なんだから、と自分に言い聞かせてきました。それなのに。
両親はすでにそのお金をあてに高級マンションの購入を検討しているようです。そこに私の場所はあるのでしょうか。
私は呪鬼会にすべてを託しました。
担当の方と話すのち、最初は、両親に心を入れ替えてもらいたい、などと話していたこと、それが本当の依頼目的ではないとわかったこと。
自分が本当に望むもの。それは両親の死。死んでもらいたい。死んで私を開放してもらいたい。祖父のお金は私のもの!
気づいたときには泣き叫び、私が知っている呪詛の言葉を担当の方にぶつけていました。
担当の方は「わかりました」と静かにお答えくださいました。
それから三か月。
両親は死にました。
死から葬式、相続手続きは山のようで私のような世間を知らない小娘一人では通常できることではなかったでしょう。
でも、私はできました。なぜかって。両親が死ぬことを知っていたからでしょう。
呪鬼会の呪術師の方は本当に素晴らしいお力をお持ちです。
もしもあなたが自分の力で解決できないお悩みをお持ちなら、ご相談されてはいかがでしょうか。
つたない私の文章を最後までお読みいただきありがとうございました。